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ラストレター

作品紹介

いまだ読めずにいる
“最後の手紙”に込められた、
初恋の記憶―
日本映画史に残る、
珠玉のラブストーリーが誕生する。

Story

君にまだ
ずっと恋してるって言ったら
信じますか?

裕里(松たか子)の姉の未咲が、亡くなった。裕里は葬儀の場で、未咲の面影を残す娘の鮎美(広瀬すず)から、未咲宛ての同窓会の案内と、未咲が鮎美に残した手紙の存在を告げられる。未咲の死を知らせるために行った同窓会で、学校のヒロインだった姉と勘違いされてしまう裕里。そしてその場で、初恋の相手・鏡史郎(福山雅治)と再会することに。

勘違いから始まった、裕里と鏡史郎の不思議な文通。裕里は、未咲のふりをして、手紙を書き続ける。その内のひとつの手紙が鮎美に届いてしまったことで、鮎美は鏡史郎(回想・神木隆之介)と未咲(回想・広瀬すず)、そして裕里(回想・森七菜)の学生時代の淡い初恋の思い出を辿りだす。

ひょんなことから彼らを繋いだ手紙は、未咲の死の真相、そして過去と現在、心に蓋をしてきたそれぞれの初恋の想いを、時を超えて動かしていく

Cast / Staff

キャスト: 松たか子 広瀬すず
庵野秀明 森七菜 小室等 水越けいこ 
木内みどり 鈴木慶一/
豊川悦司 中山美穂
神木隆之介 福山雅治
監督・脚本・編集: 岩井俊二
原作: 岩井俊二「ラストレター」(文春文庫刊)
音楽: 小林武史
製作: 「ラストレター」製作委員会
製作プロダクション: 東宝映画 ロックウェルアイズ
配給: 東宝
  ©2020 「ラストレター」製作委員会

岩井俊二「ラストレター」(文春文庫 刊)

ロケ地紹介

映画「ラストレター」は岩井俊二監督の故郷・宮城を舞台に2018年夏に撮影が行われました。岩井監督が切り取った、柔らかな光に包まれた杜の都・仙台と城下町・白石の美しい情景。ロケ地を巡り物語の世界観に浸ってみませんか?

仙台のロケ地

裕里と鏡史郎が再会した同窓会。過去と現在を繋ぐ不思議な文通のはじまりの地。緑が美しい仙台の町並みを背景に描かれる裕里の日常には岩井監督の創作活動の原点となったロケーションが数多く登場。

ホテルメトロポリタン仙台

仲多賀井高校の同窓会会場。姉・未咲の死を伝えるために同窓会に出席した裕里。だが未咲と勘違いされたうえ、壇上で未咲としてスピーチをする羽目に。

仙台駅東口

同窓会帰り、バスを待つ裕里は初恋の相手・鏡史郎と再会し連絡先を交換することに。歩道が広く開放的な宮城野通沿いにバス停やベンチを設置して撮影が行われた。

宮城学院女子大学図書館

裕里が働く図書館。撮影が行われた1階の閲覧室は窓から差す木漏れ日が印象的。実際の職員の事務室でも裕里が休憩中に鏡史郎に手紙を書くシーンの撮影が行われた。

※学生・大学関係者用の図書館で一般開放していません。

泉区紫山2丁目ポスト

裕里が手紙を投函する自宅近くのポスト。泉区郊外の緑豊かで閑静な町並みの新興住宅街・泉パークタウンにある。

カフェモーツァルトアトリエ

裕里がカフェで鏡史郎に手紙を書くシーン。広瀬川に面したロケーションにある手作りスイーツが自慢のカフェ。緑に包まれたテラス席やアンティーク家具が並ぶ店内でゆったりとカフェタイムを楽しめる。

※カフェモーツアルトアトリエは1月末まで改装工事中です。

愛宕神社

裕里と子どもたちが、出かけた祖母を探しにやってきた神社。高台にあり仙台市街の眺めも抜群。

米ケ袋遊歩道

裕里が突然家にやってきた二頭の犬、ボル・ゾイを散歩させる広瀬川沿いの遊歩道。ボル・ゾイに引っ張られて、走りたくないのにランニング状態。

太白区向山3丁目ポスト

裕里が正三の家で書いた手紙を投函するポスト。仙台市街を望むゆるやかな坂の途中にある。

八木山南団地

裕里と鏡史郎がバスを待つ正三の家の近くのバス停。八木山南団地の並木道、広々とした中央分離帯にバス停を設けて撮影。

東一市場

仙台三越の裏にある昔ながらの横丁。細い路地が交差する中で魚店や洋装店、個性的な飲食店などが軒を連ねている。阿藤が暮らすアパートやサカエのスナックがある路地はこの場所で撮影。

石巻港 津田鮮魚店

サカエに案内され鏡史郎は阿藤が飲んでいる路地裏の居酒屋に。石巻港で水揚げされた朝取れの鮮魚がおススメの居酒屋。東北一の歓楽街・国分町の一角仙台夜市内にある。

常盤木学園高校

仲多賀井高校の回想シーンのロケ地の1つで、劇中のセーラー服は常盤木学園の制服が衣裳に。卒業式のシーンではエキストラとして生徒も撮影に参加。未咲が鏡史郎に答辞の添削をお願いする踊り場も常盤木学園のエントランスホールで撮影。

※学校関係者以外立ち入り禁止

緑ケ丘の住宅街

不思議な文通の末、裕里と鏡史郎の再会の場となる正三の家がある丘陵の住宅街。急こう配の坂道が多く、眼下には岩井監督がかつて過ごした西多賀地区の町並み、副都心の長町エリアの町並みが広がる。

宮城県岩出山高校(大崎市)

仲多賀井高校の回想シーンのロケ地の1つ。鏡史郎が転校生としてクラスメイトに紹介される教室や、読書をしている未咲に本棚越しから視線を送る図書室、裕里と一緒に顕微鏡を覗く生物室のシーンは岩出山高校内で撮影。

※学校関係者以外立ち入り禁止

白石のロケ地

裕里・鏡史郎・未咲が高校時代を過ごした地。清流・沢端川沿いには復元された白石城や武家屋敷などが点在。歴史情緒を感じるノスタルジックな風景に出会える。

文殊山 大聖寺

未咲の葬儀が行われた山間にあるお寺。住職さんにもエキストラとして撮影にご協力をいただいた。

宮城県白石高校旧校舎

高校時代の想い出を辿って裕里や鏡史郎が校舎内を写真撮影して回ったり、鮎美と颯香が犬の散歩や、プールで手持ち花火をするシーンが印象的な高校は、撮影当時解体直前だった宮城県白石高校旧校舎で撮影。

※現在校舎は解体され更地になっています。

沢端川

高校時代、生物部の活動で裕里と鏡史郎がペアを組み、生物を採取する用水路。キラキラした水面が青春の1シーンを引き立てる。沢端川はかつて白石城の外堀の役割を果たしていた歴史があり、鯉が泳ぎ、初夏には梅花藻が咲く清流。

武家屋敷

裕里が自転車で通りかかった姉・未咲を鏡史郎に紹介するシーン。県指定文化財、旧小関家(武家屋敷)の前の沢端川沿いで撮影。

ふれi(あい)デッキ

鏡史郎が母校を訪ねるシーンでは沢端川沿いのふれiデッキに急遽ミヤコーバスの停留所を設置。通常バスが通らない市道にバスを配置して撮影が行われた。

白石高校旧校舎近くの丁字路

遠野家を訪れた鏡史郎を鮎美と颯香が見送るシーンは白石高校旧校舎にほど近い、舘堀川沿いの丁字路で撮影。

滑津大滝(七ヶ宿町)

劇中に登場する未咲の葬儀が行われた寺の近くにある設定の滝は七ヶ宿町の滑津大滝で台風一過の早朝に撮影。遊歩道を歩けば川幅いっぱいに豪快に流れ落ちる迫力のある滝を間近で感じられる。

※冬季は遊歩道が閉鎖のため、滝見台からの見学となります。

「ラストレター」
仙台・白石
舞台探訪MAP

舞台探訪MAP
(表紙・裏表紙)

仙台エリア
舞台探訪MAP

白石エリア
舞台探訪MAP

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ロケ地リポート

1.過去と現在を繋ぐ高校ロケ地

廃校舎と現役校を
組み合わせた高校ロケ

ここで白石高校旧校舎(2018年8月)の写真を紹介しています。

白石高校旧校舎(2018年8月)

※現在校舎は解体され更地になっています。

裕里・鏡史郎・未咲が通った仲多賀井高校は過去と現在を繋ぐ重要なロケ地。回想シーンでは1992年設定の高校生活の画を、現在では廃校舎となっている画を撮る上で、ロケ地1校で現役・廃校2つの状態を作り出すことができるのか、ロケ地探しは難航しました。

現在の高校(廃校)シーンは、裕里の実家・遠野家のロケ地となった日本家屋の民家にほど近く、2010年の男女共学化に伴い廃校舎となっていた旧白石高校がロケ地に。

回想シーンは白石高校旧校舎の教室や廊下、図書室など配置や建物の質感が似通った学校を廃校・現役校問わず県内広くロケハンした結果、宮城県岩出山高校にてクラスや図書室、生物室のシーンなどを撮影。また多数の生徒・父兄役などエキストラを要した卒業式のシーンなどは常盤木学園高校で撮影が行われました。

大掛かりな廃校舎の作り込み

白石高校旧校舎のロケでは、より廃校感を出すためにロケの数日前から美術スタッフをはじめロケ隊による校舎内の作り込みが行われました。
落ち葉をかき集めて昇降口や廊下などにまき散らし、廊下に取り付けられていた、かなりの重量の木造ロッカーをスタッフ総出で取り外してコンクリートむき出しにしたり、ガラス戸を横倒しにしたり、処分予定だった机や椅子、キャビネットを教室や廊下に散乱させて大掛かりな塗装やペイントなどを施し、より廃墟感、荒んだ校舎へと美術スタッフさんの手で変貌を遂げました。

撮影前と撮影時のビフォーアフター

※各画像をスライドすると撮影前、撮影時の現場が見られます。

ロケ地・白石高校
旧校舎の現在

白石高校旧校舎は撮影時には校舎の解体が決定しており、撮影は解体工事開始直前に行われました。現在、校舎は解体され更地となっていますが、坂道やスロープを歩くとロケ当時の校舎の面影が感じられるかもしれません。
かつての学び舎が映画(フィルム)として記憶や記録に残り、同窓生や地域にとっても素敵な宝物となりました。

撮影時と2019年11月現在の
白石高校旧校舎跡地ビフォーアフター

※各画像をスライドすると撮影時、現在、場面画像が見られます。

地元ではお馴染みの
セーラー服が衣裳に!
常盤木学園高校

ここでは映画のシーン その1を紹介しています
ここでは映画のシーン その2を紹介しています

裕里・未咲の高校の制服は常盤木学園高校のセーラー服をそのまま衣裳として使用。ロケ時は生徒役として出演を希望する生徒さんが殺到したそう。

卒業式のシーンは前日から会場設営が行われ、バレーボール部の皆さんに列席者のパイプ椅子並べをお手伝いいただきました。
ロケ当日は常盤木学園の生徒・教職員の皆さんをはじめ、父兄役や男子生徒役のエキストラが多数参加。猛暑の中、上着を着て冬の卒業式のシーンに臨みました。また準備~撤収まで制作スタッフに混じり学生ボランティアスタッフも活躍し、カットがかかる度にエキストラ参加者への給水に奔走しました。

ここでは常盤木学園高校でのロケ風景の写真を紹介しています。

2.裕里の実家がある
ノスタルジックな風景

藩政期の面影が残る
城下町・白石

ここでは白石城の写真を紹介しています

東京から東北新幹線で約1時間50分。裕里と鏡史郎が生物部の活動拠点としていた沢端川沿いに歴史情緒ある町並みが広がる白石市。宮城蔵王の玄関口で、伊達家の重臣・片倉小十郎の居城であった白石城が復元され、武家屋敷や商家の蔵などが点在。郊外には小原温泉、鎌先温泉など歴史ある名湯があります。江戸時代から伝わる郷土食・白石温麺はご当地の名物メニューとして観光客にも人気を博しています(もちろんロケ隊も美味しくいただきました!)。

【観光サイト】

昔懐かしい佇まいの
日本家屋・遠野家

ここでは映画で登場する日本家屋と映画の1シーンの写真を紹介しています。
ここでは日本家屋での映画の1シーンの写真を紹介しています。

裕里の実家であり、鮎美が暮らしている遠野家は白石市内のお堀に面した民家をお借りして撮影が行われました。緑あふれる庭、柔らかな日差しや風が注ぐ縁側など、田舎の祖父母の家を訪ねるような、どこか昔懐かしい佇まいが素敵な日本家屋。室内の家具や調度品は既存のものを使用したり、市内の方々からお借りしたり、白石・宮城の郷土のものを配置するなど細部にまでこだわりの詰まった空間が作り上げられました。
撮影中は家主の皆さんがキャスト・スタッフを労い、旬の野菜や果物を差し入れてくださるなど温かいおもてなしが心に染みました。

※民家は令和元年台風19号で被災したため、撮影時の状態ではありません。

山間にあるお寺・
文殊山大聖寺

未咲の葬儀シーンは、大鷹沢三沢の落合地区にある大聖寺で撮影が行われました。住職さん、副住職さんも袈裟を身につけ、エキストラとしてご協力いただきました。
また白石周辺では風習として通夜のあと翌日の葬儀前に荼毘に付し、その後葬儀を営むことが多く、そのかたちが撮影でも採用されています。

ここでは映画で登場する文殊山大聖寺での映画の1シーンの写真を紹介しています。

鮎美を大きく包み込む
雄大な流れ・滑津大滝

ここでは映画で登場する滑津大滝の写真を紹介しています。

劇中に登場する滝、その雄大で清らかな流れに惹きつけられる人も多いのではないでしょうか。白石市の西隣、七ヶ宿町にある滑津大滝は高さ10m、幅30mの2段になっていることから二階滝とも呼ばれ、四季の移ろいで様々な表情を見せる人気の観光スポット。台風一過の早朝に撮影が行われ、いつも以上に澄んだ水面や青々とした緑がキャストの演技を一層引き立てています。

七ヶ宿町は蔵王連峰の南麓、宮城県の最南西部に位置する自然豊かな町。江戸時代には、奥州と羽州を結ぶ道が「山中七ヶ宿街道」と称され、7つの宿場があったことが町名の由来となっています。地域の大部分が自然環境に恵まれており、青い空と四方の山々とが美しく調和しています。仙台市を含む県民の水がめ「七ヶ宿ダム」を擁する水源の町でもあります。

ここでは映画で登場する七ヶ宿のイメージ写真を紹介しています。

監督インタビュー